Caetano
2008年07月20日
15:29
こんにちは
二度目の出航の前に、つかの間の安らぎを。
日本各地を放浪して心に安らぎを。
届いた司令書を読むのさえ安らぎを。
感じるはずだったのだが。
Senroku
司令書の文面に???が数多く解読できない
。。文字化け。か。さすがは近世。
いや、感心している場合ではない、担当者を呼び出し詰問だ。
抜き身で待つ。返答次第では斬るつもりでいたが
そこに現れた使者は、久しく会っていなかった兄であった。
ちょうどいい。この機会に奴の鼻っ柱を折ってやろう。
湾内にちょうど良い小島がある。問答は無用だ!
対峙してみると、記憶にある威圧感が無い。
奴が鍛錬を怠っているのか、それとも、俺が強くなったのか。。。
“ふっ。いつも弱ってるようだな。”挑発の言葉を投げかける。
奴は上段に振りかざした刀を、弧を描くように下段へ。。いざ、勝負!
両の手で持つ剣術は、伸びが無いはず。問題は無い。
間合いさえ誤らなければ。。。
まちがい —ちがひ 【間違い】。自分の間隔と違うのに戦ちゃって負ける事。
重い衝撃に息が止まった。が、斬られてはいない。
刀背うち。か。。。。浜の砂を噛み締める。
司令書を、トチったくせに説教を受けるとは。。。
しかし、貴重な情報もあった。なんでも、
リールのヴォーバン城のような城が日本でも建設中のようだ。
サン・フアン・デ・ウルアのような堅固な要塞なのかもしれない。
詳細は、まだ分からないが、とても面白そうだ。
それでは、また。ありがとう。